フリーランスに定年はある

フリーランスはいくつかのカテゴリーに細分化されます。アーティストやライターなどのクリエイティブ系、エンジニアやプログラマーなどの技術・専門職系、プランナーなどのコンサルティング系やカメラマンなどのマスメディア系等々、ここでは書ききれないほど職種があります。
組織に属さず、自分で仕事の受注をマネージメントするフリーランサー達は、その働き方も働く時間も、全て個人の裁量に任せられています。「働ける時は働くこと」が仕事を獲得し続けていく上で大切なので、基本的にフリーランサーに定年はありません。特にクリエイティブ系やマスメディア系の人達は、高齢で亡くなる寸前まで働くことが多々あります。
フリーランスにおける仕事の辞め時を強いて言えば、怪我や病気で働けなくなった時、高齢でそろそろ仕事を辞めたくなった時、十分稼いで一財産を築いた時、と言えるかもしれません。技術・専門職のフリーランサーは、個人事業主でありながら会社に雇われて働いていることもあるので、その会社の定年が65歳であった場合、同じく65歳で会社から退職しなければなりません。しかし、その後自ら技術を活かせる職場を見つけられれば、再度働くことができます。

また、フリーランスの職種を定義しても結局は自由に働くことができる職業なので、プログラマーをリタイアしてもコンピューター系の雑誌でコラムを書く仕事をすることもでき、意欲がある限り定年はありません。